ブレイン・ベースド・コーチング News Letter 2022 June 30
こんにちは、コーチの綿引です。
ニューロサイエンスと考えるコトのメールマガジンをお届けします。


強い感情に乗っ取られた時の取り扱い方、ラベリング

昔、まだ仕事をし始めてまもなくの頃、自分の意図と違う事態が起き、とてもくやしい想いになりました。先輩にその想いを伝えたら、「会社で絶対に感情的になってはいけない」と言われ、社会人としての教訓とするように教えられました。

感情的にならないようにする、これが、私が受けた社会人としての教えでしたが、どうやら私たちは、そういう作りになっていないようです。



あまり考えない、コト

『Live More Think Less』という本が、とても面白かったです。

・反芻は、かさぶたをいじったり、はがしたりするのと似ていて、回復を遅らせる
・反芻が長引くと、電車の車両がどんどん増え、重くなるのに似ていて、ネガティブな感情で重く沈んだ状態に陥る

考えることの弊害を乗り越えるには、内容よりも捉え方がポイントのようです。


本の紹介
『PERSONAL LEADERSHIP』Barbara F. Schaetti (英語のみ)

今日はメンターからプレゼントしていただいた本をご紹介します。

パーソナルリーダーシップとは、自分が自分をどうリードしていくか。自分の経験をいかに、成長する機会として選んでいけるか。だと、冒頭にありました。

時に、人は自分が一番の厳しい批判者だったりします。どんな内容に出会えるかこれから読むのを楽しみしています。


編集後記

6月号のメイン画像は噴火。5月号のメイン画像は2頭の犬が歯をむき出している姿と、ネガティブなメイン画像が続きました。

どうしてだろうと考えると、ブレイクスルーが起こるずーっと手前の入り口は、だいたいがモヤモヤ。ちょっと嫌な感情から始まるのではと思います。

嬉しいひらめいた!は、案外嬉しくは始まらない。自分の成長は、そのモヤモヤを、いかに楽にやり過ごさないでいられるか、かもしれません。


Photo by Ranurte on Unsplash


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