20     NEWS LETTER   2025/02/03

ニュースレター

  

こんにちは。EC担当の竹内です。

寒さが続く中、少しずつ春の訪れを感じる日も増えてきましたね。

新しい月のスタートを健康に迎えられるよう、

引き続き体調管理に気をつけてください。

前回は真言宗の数珠について

取り上げました。

「表」と「裏」の見極めについて

いくつか挙げています。

こちらからご覧いただけます。

前回の内容
  

Vol.20 「数珠の種類」


~宗派ごとに選ぶ!本式数珠の持ち方について 真言宗編~


今週は前回に続き真言宗特集です!

振分数珠の持ち方についてみていきましょう。



密教では数珠を擦り鳴らして音を立てます。

昔、鳥羽僧正が修法の終わりを知らせる合図にしたことが始まりのようです。


数珠をすることは百八煩悩を擦り砕き、

百八菩提の清浄な光明を磨き出すことだと思ってください。

そう心掛けるようにと『金剛頂瑜伽念珠経』に説かれています。

合掌の時は四天玉のある方の親玉を右手の中指に掛け、

もう片方の緒留を左手の中指に掛けて、房は手のひらの外に垂らします。


ただし真言宗では流派によって、また師匠によって教え方が異なります。

高野山では、人差し指に掛けたります。

智積院では、房を手のひらの内に入れるときは自分のための行、

房を外側に出すときは他人のための行、としています。



持つ時は二輪にして(二匝(にそう)とも言います)親指と四指の間に掛け、

2つの親玉を親指で抑えるようにします。

数珠を置くときは3匝にします。


1 数珠を両手の中指に掛けます。

2 そのまま手を合わせて合掌します。

3 自分のための行の時は

 房を手のひらの内に入れます。

4 そのまま房を包むようにして合掌します。

5 持つ時は親玉を上にし、二輪にして掛けます。

6 房を握るようにします。

  

今回はここまでです。

真言宗の振分数珠についてご紹介していきました。

数珠だけでもまだまだ深掘りできる内容があるので、

さらに勉強して皆様と共有していきたいと思います。


次回は


~宗派ごとに選ぶ!本式数珠の魅力 天台宗編~


こちらについて、乞うご期待ください!


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発行元
株式会社土屋念珠店

EC担当 竹内竜之祐