では、どのようにして全国に広まったのでしょうか?
最も有力とされているのは「御文章(ごぶんしょう)」と言われています。
※東本願寺では「御文(おふみ)」と言う。
「文」とあるように、蓮如上人がご門徒に出されたお手紙を集めたものです。
この内容は、
親鸞聖人の教えを基に阿弥陀仏の本願や他力信心の重要性を説かれています。
特に日常生活の中で信仰を深める方法や、
仏教の教えを実践するための指針が記されていました。
また漢文で書かれた「教え」を
平仮名交じりのわかりやすい言葉で表現しました。
そのため一般の人々にも理解しやすく、広く浸透したと言われています。