30     NEWS LETTER   2025/04/14

ニュースレター

こんにちは。EC担当の竹内です。

新年度が始まり、新しい環境での生活や挑戦に少しずつ慣れてきた頃かと思います。皆様の日々が笑顔に満ちたものであることを願っております。

前回は浄土真宗 第3代門主

覚如(かくにょ)上人について

ご紹介しました。


こちらからご覧いただけます。

前回の内容

Vol.30 「数珠の種類」


~ 教えの真髄とその普及。浄土真宗~


前回、覚如(かくにょ)上人についてご紹介しましたが、

浄土真宗にはもう1人重要人物がいます。その方について取り上げます!


それは、、、


本願寺第8代門主の蓮如(れんにょ)上人です。

「中興の祖」と呼ばれ当時衰退していた本願寺を

再建・強化し、布教活動を活発に行いました。

蓮如上人は親鸞聖人(開祖)の教えを正確に、

そして多くの人に伝えられた方として、

右に出る者はいないと言われています。

浄土真宗では善知識(真実の仏教の先生)と仰ぎ、尊敬されています。

では、どのようにして全国に広まったのでしょうか?


最も有力とされているのは「御文章(ごぶんしょう)」と言われています。

※東本願寺では「御文(おふみ)」と言う。


「文」とあるように、蓮如上人がご門徒に出されたお手紙を集めたものです。


この内容は、

親鸞聖人の教えを基に阿弥陀仏の本願や他力信心の重要性を説かれています。

特に日常生活の中で信仰を深める方法や、

仏教の教えを実践するための指針が記されていました。


また漢文で書かれた「教え」を

平仮名交じりのわかりやすい言葉で表現しました。

そのため一般の人々にも理解しやすく、広く浸透したと言われています。


以前ご紹介した女性向けの本連で「蓮如結び」という結び方がありましたが、

上記の功績により蓮如上人の名前が当てられました。


「蓮如結び」の形状は、漢字の「四」に似ているとされることから、

四方を包み込む仏の慈悲や全方向への広がりを象徴するとも言われています。


この結び方が浄土真宗の教えの広がりや調和の精神を

表現しているとされています。

今回はここまでです。


次回は


~ 宗派ごとに選ぶ!本式数珠の持ち方について 浄土真宗編


こちらについて、乞うご期待ください!


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発行元
株式会社土屋念珠店

EC担当 竹内竜之祐