29     NEWS LETTER   2025/04/07

ニュースレター

こんにちは。EC担当の竹内です。

春の訪れとともに新しい季節が始まりました。

皆さまにとって素晴らしいスタートとなることを心よりお祈り申し上げます。

前回は

浄土宗の数珠について

ご紹介しました。

大きな決め事が無いのが

特徴でしたね。


こちらからご覧いただけます。

前回の内容

Vol.29 「数珠の種類」


~ 念仏の道を共に歩む。浄土真宗 ~


今週は浄土真宗を詳しく深掘りしていきます。


そもそも浄土真宗と以前配信した浄土宗って

なぜこんなに名前が似ているのでしょうか。


それは、、、


元々「浄土宗」の僧侶であった親鸞聖人が宗祖だからです。


師と仰いでいた浄土宗の宗祖「法然上人」の教えである「浄土往来」を

独自に研究し自己研鑽するため、

浄土宗と同じ阿弥陀如来を本尊とした浄土真宗が生まれました。



このように浄土真宗を紹介するうえで外せない方がいます。

ご紹介していきます!

親鸞聖人のひ孫にあたり、

本願寺の第3代門主の覚如(かくにょ)上人です。(↑の写真)


覚如上人は単なる宗教的指導者にとどまらず、

教団の制度化・組織化に尽力した立役者です。


本山である本願寺を教えを継ぐ道場として整備し、

門弟の統制、教義の明確化を通じて教団の秩序を整え、

浄土真宗の基盤を築いた人物です。


また親鸞聖人を多くの人に知ってもらい、

正確に教えを伝えることが重要だと考え、著作の活動に尽力されました。


覚如上人の著作はそれまでの物とは異なり、

曖昧になりがちだった「教え」を文献にまとめ、

「正当な教えはこれである!」と明確化しました。



永仁3年(1295年)に『親鸞聖人伝記』を制作されました。

(↑の写真一部抜粋)


これは「御絵伝(ごえでん)」と呼ばれる「絵巻物」と

「御伝鈔(ごでんしょう)」という文章で構成されたものです。

今でいう紙芝居みたいなものですね。


それ以前は「一宗の祖」として意識的に語る形式は確立していなかったが、

これにより親鸞聖人はカリスマ性を持つ存在となったと言われています。

今回はここまでです。

覚如上人についてご紹介しましたが、

もう1人重要人物がいます。その方について取り上げます!


次回は


教えの真髄とその普及。浄土真宗


こちらについて、乞うご期待ください!


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発行元
株式会社土屋念珠店

EC担当 竹内竜之祐