13     NEWS LETTER   2024/10/28

ニュースレター

  


おはようございます!元EC担当藤木です。

竹内がまとめている「京念珠について」シリーズも一区切りついたところで

少しだけ脇道に逸れさせてください笑

  

Vol.13 《番外編》


日本が世界に誇れる天才!弘法大師空海!!


真言宗の開祖である空海。

学生時代歴史の授業ではそこまで語られませんでしたが、

調べれば調べるほど偉大さ、傑出した天才っぷりに衝撃を受けます。


仏教に携わる皆様に対して恐れ多いのですが、

ちょっとだけエピソードを挙げさせてください。

「大谷またホームラン打ったって!」みたいに

「空海のこの話すごくない!?」みたいに軽―い雰囲気で語れると

我々の業界ももっと近く感じてもらえますよね!

・国内にいる時から中国語をマスターしていた!


遣唐使として唐に渡った空海は途中で嵐に合い、

長安から遠く離れた福州に流れ着きます。

海賊も多い時代、一緒に乗船していた通訳が

「我々は正式な日本の使節である」と説明しても全く信じてもらえず、

上陸は全く認められない...そこで手を挙げたのが空海。


通訳の代わりに筆をとり、改めて嘆願書を書きます。

その漢文の上手さ、内容のすばらしさを見た役人は驚嘆。

「こんな文章が書ける人間はタダモノではない!

これは長安にちゃんと連れて行かねば!」と約半年かけて使節団を

長安に連れて行ってくれたそうです。


・サンスクリット語を三か月でマスター!!


唐に入った空海。

密教を学ぶために必要なサンスクリット語を学び始めます。

非常に難解でインドでも

一部の人しか使えないと言われているサンスクリット語を

空海は三か月でマスターしたと言われています...(動揺しますね)


プログラム言語のような厳密さと正確さを持つサンスクリット語。

そういえば密教の教えとプログラミングは通じているという話、

聞きますね!(難解すぎて理解が及びませんが・・)


・密教正式後継者の地位を三か月でゲット!!!


ついに空海は時の密教の最高峰、恵果和尚と対面します。

初対面で空海の非凡さを感じた和尚はすぐに空海を後継者と指名します。

(空海による事前の根回しがあったともされてますが)

 

結果的には出会って三か月後に伝法阿闍梨の灌頂を受けました。

他の僧が数十年かかっても得られなかったものです。

結局二十年かかるとされていた唐での留学をなんと年で完了。

密教をマスターした空海は帰国し、日本で真言宗を開きます。

(もちろんそれまでにいろいろあり)


まだまだ「遣唐使編」のみですが長くなりすぎるのでこの辺で!

ちょっと誇張した言い回しもあったかもしれませんが、

ほぼほぼ史実通りかと。空海、すごいです...

  


今回はここまでです。

来週からは

また少しずつ珠数への理解を深めていただく本編に戻ります。


(私も見ためだけは空海みたいな

感じなんですけどねー笑)

           ⇒ ⇒ ⇒


次回は


 全て意味がある!珠数の全貌について 


こちらについて、乞うご期待ください!


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発行元
株式会社土屋念珠店

EC担当 竹内竜之祐