また証紙やサイトは真似られても、品質は真似ることはできません。
伝統を受け継いできた職人の手はごまかせません。
偽物は所詮偽物。本物の京念珠には遠く及びません。
これまで摘発してきた物から、トラブルの一例をご紹介します。
・石珠の穴開けの際、十分な面取りがされておらず、
糸がすぐに切れてしまった。
・木珠の製造過程で十分に乾燥した木材が使用されておらず、
強度が不足し破損してしまった。
・珠数に相応しくない通し糸を使い、強度バランスが悪く切れてしまった。
・珠数に相応しくない珠を使い、通し糸の強度に耐えられず割れてしまった。
・珠の過不足があった。
・四つ組みの仕立にて、締めが甘く緩んだ軸があった。
・京念珠のとは別の加工がなされているため、修理することが出来なかった。
など
見た目や使用感というそもそもの品質に加え、
耐久性に問題があるというトラブルが多く見られました。