12     NEWS LETTER   2024/10/21

ニュースレター

  

こんにちは。EC担当の竹内です。

10月も中旬に入り、秋の気配がどんどん深まってきました。

朝晩が少し肌寒くなってきましたが、

紅葉が見頃で外へ出るのが楽しい季節となりましたね。

前回は

京念珠(R)であるメリットについて

ご紹介いたしました。

京念珠(R)正規取扱店として

「京念珠(R)正規取扱店証」という

証明書がありましたね。

お客様にも安心して

購入していただけるため、

ご活用いただければと思います。


こちらからご覧いただけます。

前回の内容
  

Vol1-12 「京念珠」


~ 要注意!?京念珠(R)の偽物について ~


近年「京念珠」をイメージさせるような言葉を謳って

販売している実店舗やサイトも見かけます。

このような偽物はお客様を騙し粗悪な品を売るだけでなく、

正規取扱店である皆様の販売機会を奪っていることも大きな問題です。

当然、偽物を扱うと、産地の偽装や商標権の侵害などの

違法行為とみなされるようなこともあります。


そこで今回は

偽物によるトラブル、間違って扱わないために注意すべき点について

ご紹介していきます!


偽物の例として、「京都念珠」や「京都の念珠職人による、、、」のように

京念珠だと誤解を与えるのでは、と思われるものが見られます。


注意するポイントとして、

以前もお伝えしましたが「京念珠(R)」には証紙が付いているということです。




そう!こちらの証紙です⇒

さらに、こちらも前回ご紹介した、

京念珠(R)正規取扱店証を提示しているか。ということです。


また証紙やサイトは真似られても、品質は真似ることはできません。

伝統を受け継いできた職人の手はごまかせません。


偽物は所詮偽物。本物の京念珠には遠く及びません。

これまで摘発してきた物から、トラブルの一例をご紹介します。


・石珠の穴開けの際、十分な面取りがされておらず、

 糸がすぐに切れてしまった。

・木珠の製造過程で十分に乾燥した木材が使用されておらず、

 強度が不足し破損してしまった。

・珠数に相応しくない通し糸を使い、強度バランスが悪く切れてしまった。

・珠数に相応しくない珠を使い、通し糸の強度に耐えられず割れてしまった。

・珠の過不足があった。

・四つ組みの仕立にて、締めが甘く緩んだ軸があった。

・京念珠のとは別の加工がなされているため、修理することが出来なかった。

など

見た目や使用感というそもそもの品質に加え、

耐久性に問題があるというトラブルが多く見られました。


心を込めて扱う道具であるがゆえに、長く使っていただきたいという思いと、

何かあった際にきちんとした修理を受けることができ、

手元に戻ってくる方がお客様も安心してお使いいただけるかと思います。


最後に、、、

12回に渡り調べていくにつれて、つくづく感じたのですが、

京念珠は仏教伝来以降、千年以上の歴史の中で

職人たちの熱い想い、たゆまぬ努力、創意工夫を繰り返し現在に至った

京都の伝統工芸品だと感じました。


『この受け継がれた想いと技をお客様にお届けすることが

私たちに課せられた使命と心得え、

模倣品の根絶に努めていきたいと思います。』

  

今回はここまでです。

12回に渡り「京念珠」関連の内容を配信してきましたが、

いかがでしたでしょうか。

初めて知った内容や、改めて気づいた内容などあったかもしれません。

ぜひご販売される際のネタとしてご活用いただければ幸いです。


これからも「京念珠」に関連した内容や

ECサイトでお得にお買い求めいただけるような内容を配信していきます。



次回は


~ 全て意味がある!珠数の全貌について ~


こちらについて、乞うご期待ください!


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発行元
株式会社
土屋念珠店

EC担当 竹内竜之祐