17     NEWS LETTER   2025/1/13

ニュースレター

  

こんにちは。EC担当の竹内です。

新しい年が始まりましたね。

今年も皆様にとって素晴らしい一年になりますようにお祈りしております。

少し遡りますが、

前回は片手数珠の小噺について

ご紹介しました。

なぜ片手数珠ができたのか、

なぜ男女で

玉の規格表示が異なるのか。

こちらからご覧いただけます。

前回の内容
  

Vol.17 「数珠の種類」


~ 略式数珠!?腕輪とブレスレットについて ~


今年1回目の内容は片手数珠ではない略式数珠についてご紹介します。


それは、、、

『腕輪数珠』と『数珠ブレスレット』です!

これらも略式数珠に含まれます。


大人だけでははく、中高生、子供までもが

身に着けているシーンをよく見かけます。


この業界に入って知ったのですが、

『腕輪数珠』と『数珠ブレスレット』には大きな違いがありました。

どちらも腕にする輪なので、『腕輪』ではあるのですが、

その違いについてご紹介します。


まずは『腕輪数珠』についてご紹介します。

数珠ブレスレットと大きく異なる特徴として、

親玉、ボサ玉、二天玉が使用されており、房が付いているという点です。

片手数珠をそのまま腕に付けるタイプに応用したものです。

元々は紐で通していたのですが、

1950年代に日本でも良質なゴムが開発され、

それを腕輪に使用したところ大流行いたしました。


普段から身に着けることができるので、

より日常的に使用できるお守りとして認知されたことが要因かと思います。



※ただ少し注意点があり、

略式数珠は基本的にはどの宗派でも対応しているものですが、

浄土真宗の一部の宗派では、数珠は本来礼拝や祈りの際に使うものであり、

腕輪数珠の装飾品としての使用は

慎重になるべきとのお考えがあるところもございます。

続いて『数珠ブレスレット』についてご紹介します。

こちらはアクセサリーとしても認知されていますが、

数珠の要素ももちろん存在します。

親玉の代わりに向玉(二つ穴)を使用し二天を入れると

略式数珠として使用いただけます。



こちらも『腕輪数珠』同様に

良質なゴムが開発されたことにより流行しました。


余談ですが、1994年に芸人のビートたけしさんがバイク事故にあわれ、

その退院会見で数珠ブレスレットを身に着けていたことが話題になり、

この出来事がきっかけで数珠ブレスレットが一般的にも広まったのではないか

と言われています。


弊社もまたその流れを受けており、そのタイミング頃から

ブレスレットの注文がたくさん入るようになりました。


今でも芸能人やYoutuberが身に着けていることで

若年層にも需要が高まってきているのではないかと思います。

  

今回はここまでです。

これまで2回に分けて

略式数珠(片手、腕輪、ブレス)についてご紹介しましたが、

次回からいよいよ本式数珠の説明に入りたいと思います。



次回は


~ 宗派ごとに選ぶ!本式数珠の魅力 真言宗編 ~


こちらについて、乞うご期待ください!


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発行元
株式会社土屋念珠店

EC担当 竹内竜之祐