16     NEWS LETTER   2024/12/30

ニュースレター

  

こんにちは。EC担当の竹内です。

メルマガの配信を少しお休みいただいておりました。

申し訳ございません。

今年も残りわずかとなりました。

今年一年ご愛読いただきまして心より感謝申し上げます。

これらの配信が少しでも皆様のお役に立てたのなら幸いでございます。

前回は

片手数珠の玉数の意味について

ご紹介しました。

現代では玉数を気にせず、

携帯性やデザインを重視したものが

主流となっているようです。

なので、お客様へのご対応の際に、話のネタとして

ご活用いただければ幸いです。

こちらからご覧いただけます。

前回の内容

  

Vol.16 「数珠の種類」


~ 片手数珠の魅力とその小噺について ~


前回は少し座学要素が多い内容でしたが、

今回は片手数珠の気になることや小噺(こばなし)をご紹介します。

そもそもなんで片手数珠が生まれたのでしょうか。

諸説ありますが、お釈迦様の形見分けでできたと云われています。


お釈迦様が入滅された後、信者たちは悲しみに包まれていました。

何かしら持ち帰りたいと願い、

お釈迦様が使用していた数珠を形見として分けることにしました。


しかし弟子の数は多く、

お釈迦様が持っておられた数珠だけでは到底足りません。

そこで一つの数珠をいくつかに分け、

片手で持てる小さな数珠を作ることで、皆に行き渡るようになりました。


これが後にコンパクトで使い勝手が良いと評判になり、

多くの信者たちによって使用されるようになったようです。

話は変わりますが、

男性向けと女性向けで玉の規格表示が異なることに

私はずっと気になっていました。

男性向けだと、『黒檀22玉片手』

女性向けでは、『水晶7mm玉片』

となり、一方では玉数、他方では玉のサイズになっています。


なぜ異なった表記をするのか?


調べてみて分かったのですが、

結論から言うとこだわっているポイントが違うということでした。


女性向けは環のサイズをほぼ一定にするために

大きめの玉なら一つ減らす

小さめの玉なら一つ増やす

など微調整します。

そのために玉数が特定できず、サイズ表記となるということです。


対して男性向けは玉のサイズと玉数で

環の大きさを変化させることが多いため玉数の表記が必要となるそうです。


聞いてみて初めて納得がいきました。

色んな面で「数珠作り」は奥が深いですね。

  

今回はここまでです。

片手数珠についてご紹介してきましたが、

略式数珠は片手数珠だけではなかったですよね。


次回は


~ 片手数珠だけじゃない!略式数珠の魅力 ~


こちらについて、乞うご期待ください!


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発行元
株式会社土屋念珠店

EC担当 竹内竜之祐