67     NEWS LETTER   2026/04/13

ニュースレター

こんにちは。EC担当の竹内です。

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前回は

パープルハートについて

取り上げました。


こちらからご覧いただけます。


前回の内容

※今週は欅(けやき)の予定でしたが来週に持ち越しとなります。

Vol.67 「数珠の種類」


~ 移ろう季節を指先に留める。桜(さくら)の魅力~


今週ご紹介するのは、

日本人の心の原風景ともいえる特別な木、「桜(さくら)」です。

花を愛でるだけでなく、

古来より生活や信仰に寄り添ってきたその魅力に迫ります。


では、その詳細を見ていきましょう!

① 特徴

バラ科の広葉樹で、木材としては非常に緻密で硬く、

適度な粘りがあるのが特徴です。

最大の特徴は、その「優しい色合い」にあります。

切り出した直後は淡い桃色を帯びた明るい褐色をしており、

使い込むほどに深みのある艶やかな飴色へと変化していきます。

また、桜は古くから浮世絵の版木(はんぎ)に使われるほど木目が細かく、

表面を磨き上げると絹のような滑らかな手触りになります。

手に持った瞬間に伝わる独特の温もりは、厳しい冬を越えて

花を咲かせる桜の生命力をそのまま映し出しているかのようです。

② 仏教的観点・数珠としての意味

仏教において、桜の花は「諸行無常」の象徴とされることがあります。

一斉に咲き、潔く散るその姿は、

今この瞬間を大切に生きることの尊さを教えてくれます。

また桜の木は古来より「神霊が宿る木」として信仰の対象となってきました。

田の神が山から降りてくる際の依代(よりしろ)とされ、

豊作や繁栄を願う特別な霊木でもあります。

最後に桜にまつわるちょっとした豆知識。


サクラの名前の由来は「神さま」!?

「サクラ」の「サ」は田の神様を指し、

「クラ」は神様が座る場所(御座)を意味すると言われています。

つまり桜は、春の訪れとともに神様が山から降りてきてお座りになる、

とても縁起の良い「神聖な木」なのです。


花だけじゃない、樹皮も宝物

桜は材だけでなく、その樹皮も「樺細工」として愛されてきました。

実は、数珠の玉に使われる材そのものにも、

微かに桜特有の清々しい香りが宿っていることがあります。

花が散った後も、木としての桜は私たちのそばで静かに呼吸を続けています。

今回はここまでです。

次回は


~堂々たる日本の美。欅(けやき)の魅力 ~


こちらについて、乞うご期待ください!


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発行元
株式会社土屋念珠店

EC担当 竹内竜之祐